今回の校外学習は、静岡市美術館と静岡科学センターるくるに行ってきました。
静岡市美術館は、「北欧の神秘」ということで、E・ムンク他、北欧の画家たちの絵画を鑑賞しました。事前に、美術マイスターの佐藤先生から講義を受けて、「お気に入りの1枚」を探す課題を持って行ったせいか、生徒たちは70枚の絵画を1枚1枚、丁寧に鑑賞していました。特に、マイスターから紹介があったT・キッテルセン作「トロルのシラミ取りをする姫」などは、不思議な迫力があって、生徒を引きつけていたようです。
るくるでは、「立体万華鏡づくり」と自由体験をグループ別におこないました。立体万華鏡は、のぞきこむと色の付いた光が立体の図形を作る、不思議できれいな万華鏡でした。生徒たちは、真剣に集中して工作に取り組み、出来上がりにも皆、満足そうでした。自由体験は平日で空いていたこともあり、思いっきり声を出したり、思いっきり駆け足で電気を生み出したりと、順心中学の合言葉どおりでした。
静岡駅では、JRに就職した順心の先輩の松本さん(元生徒会長)に受付をしてもらい、るくるでは、先日講話をしてくださった県立大学院の福永先輩(こちらも元生徒会長)に出会うなど、うれしい偶然もありました。
生徒は自律して、さわやかに過ごしつつ、しっかりと探究ができて、いい一日になりました。