新型コロナウィルス感染症の影響で卒園式もできない幼稚園があると耳にしていましたが、3月17日(月)に卒園式を行うことができました。式の1時間前から親子で登園し、これまでの園生活を懐かしむように遊具で遊んでいる姿がたくさん見られました。
卒園式が始まる前にホールに設置された2台のテレビとスクリーンに思い出のスライドショーが映し出されると、子ども達の笑顔の写真を見て、こられていた涙をぬぐうお母さんたちの姿が見られました。スライドショーが終わり、いよいよ卒園児入場です。97名の卒園生は、緊張しながらも元気に入しました。式の最初には、元気いっぱいに君が代と園歌を歌いあげました。
そのあとは、園長先生から卒園証書をいただきます。園長先生から一人一人に「おめでとう」と祝福の声掛けをされ、「ありがとう」と返事をしました。
理事長先生は「ランドセルは重いぞ。幼稚園みたいにバスはないから歩いていくけど、大丈夫か?算数や国語の勉強も難しいぞ。おっかないお兄さんやお姉さんもいるかもしれないぞ。」と理事長先生独特の励ましの言葉がありました。もちろん、卒園児は「歩けるよ~」「勉強、がんばる」「お兄さんは優しいよ」と返事をします。ホールはほんわかした笑いに包まれました。
在園児代表の年中さんが送る言葉を元気に言い、卒園児がお別れの言葉を言いました。
最後は在園児の送る歌、卒園児の卒園の歌で式は幕を閉じました。
式が終わった後は、各クラスで担任とのお別れです。別れを惜しむように保護者がピアノを演奏し、さくらを全員で合唱したクラスもありました。
97名の卒園児は4月にはピッカピカの小学校1年生としてスタートします。前途に栄あれ!がんばれ!
元気、笑顔、涙と感動の卒園式