職員研修から子どもの遊びに発展

 幼稚園は新型コロナウィルス感染症で預かり保育は実施していますが、通常保育は基本的には休園しています。
先生たちは午前中は預かり保育の子ども達を保育していますが、午後は各自の教材研究や事務処理をしています。24日(金)は全員で園内研修を行いました。この日のメイン研修は新聞紙で作る立体造形です。講師は副園長が務め、学年のグループに分かれ共同作業で研修を進めました。
 1枚の新聞紙を細く丸めて棒を作ります。6本の新聞紙棒つなぎ合わせ三角錐を作ります。三角錐は構造上一番強い立体なのだそうです。
その三角錐をいくつも組み合わせてできるだけ高い立体構造物を作り上げる競争をしました。時間は25分間と短かったですが、各学年が協力して思い思いの造形を作り上げました。ひよこ組(満3歳児)と年長さんの作品が一番高い作品でした。なかでもひよこ組の作品は秀逸でした。他の学年の作品が月曜日には倒れてしまっていたのに対して、そのままの形で立っていました。強度の点でも優れていた証でした。
 短い時間でしたが、充実した研修ができました。
 月曜日の朝、ホールに立っている新聞紙の構造物を見た子ども達はビックリしていました。早速、手に触れてなんとか遊ぼうとしました。なかには三角錐ひとつずつに分解してテントに見立てたり、迷路にしてみたり、新聞紙棒をステッキやハサミにしてみたり遊びを発展させていました。

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